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【2025年最新】飲食店のゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介
2025/04/16

飲食店を運営・開業されている方で、事業系廃棄物(事業ゴミ)にに関して、こんなお悩みはありませんか?
・「オープン間近だけど飲食店から出るゴミってどうやって捨てればいいの?」
・「飲食店から事業ゴミの回収を依頼したいが、どこの業者に依頼すればいいか分からない」
・「既存店舗とは違うエリアに新店舗を出店するからおすすめのゴミ回収業者が知りたい」
結論、各自治体によって排出方法は異なりますが、一般的には事業系廃棄物の処理・処分業者に依頼する事がほとんどです。
また、エリアによって対応可能な業者が異なるため、一概におすすめの業者を紹介するのは難しいのが実情です。
そのため、この記事では、少しでも飲食店の事業ゴミ回収に疑問を持つ方に向けて、飲食店のゴミ回収業者のおすすめ5選、一般的な相場、ゴミ回収業者の選び方などについても詳しく解説します。
事業系廃棄物の管理会社として、スタッフ全員が飲食店での勤務経験を持っていることを活かし、現場目線での実用的な情報をお届けしますので、ぜひご参考下さい。
1.【基本知識】飲食店や事業者のゴミは「事業系廃棄物」
事業系廃棄物とは、飲食店などの事業活動から発生するゴミのことを指し、産業廃棄物と事業系一般廃棄物の2つに分類されます。
産業廃棄物は法律(廃棄物処理法)で定められた20種類の廃棄物を指し、事業系一般廃棄物とは事業活動から生じる廃棄物のうち、産業廃棄物20種類以外のものを指すよ!
また、事業系廃棄物は「事業系ごみ」や「事業ゴミ」とも呼ばれ、家庭ごみの分別・回収方法とは異なるので、各自治体に従った適切な排出が必要です。
もし、法律に従わず不適切な処分をしてしまうと、場合によっては不法投棄とみなされ、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科される可能性もあります。
そのため、事業系廃棄物を排出する際には、排出事業者責任という事を理解した上で、ゴミ回収業者に依頼しましょう。

2.飲食店で発生するゴミの種類
飲食店で勤務していた経験を元に、事業系廃棄物の管理会社の視点で、どのようなゴミの種類が分類されるかを説明します。
飲食店の事業系一般廃棄物の具体例
分類 | 廃棄物例 |
---|---|
紙類 | 紙メニュー、レシート、伝票、紙ナフキン、書類、包装紙、紙コップ、コピー用紙、ペーパータオルなど |
生ゴミ | 調理くず、食べ残し、浄化槽のバスケットに溜まった生ゴミなど |
雑ごみ | 割り箸、スポンジ、乾いた布巾、使い捨てマスクなど |
その他 | タバコの吸い殻、使い捨てのラップ(金属が付いていないもの)など |
飲食店の産業廃棄物の具体例
分類 | 廃棄物例 |
---|---|
プラスチック類 | 調味料ボトル(しょうゆ・みりん等の空容器)、食品保存用フィルム、ビニール袋、PPバンド、ビニール手袋など |
金属類 | 鍋、フライパン、調理器具の金属部分、トング、金属付きのラップ類など |
容器包装類 | アルミホイル、発泡トレイ、弁当ガラ、ペットボトル、空き缶、空き瓶など |
雑品 | 傘の袋、破損した椅子やテーブル、壊れた調理器具など |
廃油 | フライヤーや鍋などで使用した食用廃油など |
ガラス・陶器 | 割れた皿、グラス、ワレモノなど |
発泡スチロール | 商品の梱包資材や仕入れ時の保冷用スチロール箱など |
営業中のピークタイム時には忙しくてついつい適当にゴミを捨ててしまいがちですが、衛生・環境面、法律面も考えて、ゴミはきちんと分別しましょう。
グリストラップも産業廃棄物に分類されるけど、産業廃棄物収集運搬業許可証の「廃油・動植物性残渣」の許可を持っていないゴミ業者の場合は回収できないから、別途グリストラップを処理・処分できる業者へ手配が必要だよ!
3.【2025年最新】飲食店のゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介

ここでは、各都市部を中心に管理もしくは、回収・処理・処分を行っている業者を5社紹介していきます。
3-1.株式会社クリメン(全国対応可)
株式会社クリメンは、東京都豊島区にある一都三県を中心とした、事業系廃棄物の管理会社です。
スタッフは全員、飲食店での勤務経験があるので、飲食店の事情をよく理解したお客様の希望に寄り添った社風が特徴的です。
クリメンは一都三県だけではなく、全国各地で事業系廃棄物の業者と提携しているので、チェーン展開されている事業者の方にもおすすめです。
また、業態によっては廃油が多く排出されるケースもあると思いますが、クリメンと契約した際には無料で廃油を回収できる業者を紹介しているので、環境・コスト面でも配慮できます。
3-2.株式会社要興業(東京23区対応可)
株式会社要興業は、東京都豊島区を本社に置き、足立支社や23区内に7か所ほどの事業所を構える、収集運搬・処分事業、リサイクル事業を行う会社です。
東証スタンダード市場にも上場していて、23区の中でも信頼性が高い廃棄物業者のうちの1社です。
主要回収エリアは東京23区で、飲食店以外の他の業態の回収や、行政受託事業も行っています。
3-3.藤ビルメンテナンス株式会社(横浜、川崎、東京23区など)
藤ビルメンテナンス株式会社は、石川県金沢市を本社とし、神奈川県横浜市、川崎市、東京23区などのエリアで回収を行っている廃棄物業者です。
事業系廃棄物の他にも、ビル管理、建築設備の運転・点検なども請け負っている、歴史がある会社です。
3-4.大阪衛生株式会社(大阪市など)
大阪衛生株式会社は、大阪市西成区を本社とし、大阪市を中心に回収を行っている廃棄物業者です。
産業廃棄物収集運搬業許可証は大阪府以外にも、京都府、兵庫県、奈良県での許可を持っており、関西圏で信頼があるうちの1社です。
3-5.ホーメックス株式会社(愛知県17市2町など)
ホーメックス株式会社は、愛知県豊田市を本社とし、廃棄物処理、総合ビルメンテナンス、リサイクルなど多くの事業を手掛けています。
また、愛知県の中でも、豊田市、岡崎市、名古屋市を含めた17市2町の回収が出来る業者は県内でもあまり多くありません。
4.飲食店のゴミ回収業者の一般的な相場
飲食店のゴミ回収業者の一般的な相場ですが、自治体によって違います。
たまに、「大阪市の飲食店舗の事業系廃棄物の処理を委託していた時は安かったのに、東京23区に出店したら委託料金が倍の金額になった」とのご相談を受けることがあります。
このようなケースは、業者による契約方法の違いはもちろんですが、事業系廃棄物と産業廃棄物の処理単価の違いも大きく異なるので、どうしても請求金額に差が出てしまいます。
そのため、出店を考えているエリアの事業ゴミ事情を知っておくことが大切です。
以下は参考として、東京23区、大阪市、名古屋市における事業系一般廃棄物の上限単価です(産業廃棄物は種類によって金額が異なる)。
エリア | 事業系一般廃棄物 |
東京23区 | 収集・運搬・処分を委託した場合の上限の単価金額:46円/kg |
大阪府大阪市 | 収集・運搬・処分を委託した場合の上限の単価金額:27円/kg |
愛知県名古屋市 | 収集・運搬・処分を委託した場合の上限の単価金額:50円/kg |
もし、店舗があるエリアの処理料金が知りたい方は、こちらのサイトを参考にしてください。
5.飲食店のゴミ回収業者の選び方

いざ、ゴミ回収業者を選ぼうとしたら、「エリアによっては業者が多すぎてどこの業者に依頼していいか分からない」、「問い合わせてみたものの不用品回収の会社だった」など、スムーズな業者選定ができないこともあると思います。
この章では、飲食店の方でゴミ回収業者を選ぶ際のポイントを紹介します。
対応エリアと回収頻度の柔軟さ
まずは事業所があるエリアでの回収を対応しているかの確認を取りましょう。
ここで気を付けたいのが、例えば東京23区内で飲食店を何店舗か経営していて、初めて東京都武蔵野市で新規店舗をオープンさせる予定があるとします。
上記の様な場合、「いつもと同じゴミ回収業者に依頼すれば大丈夫だろうから、大体オープン1週間前に連絡すればいいかな」と思うかもしれません。
しかし、上記のようなケースの場合、23区と武蔵野市での事業系一般廃棄物の許可証が違うので、もしいつも依頼しているゴミ回収業者が武蔵野市の回収許可を持っていない場合は回収することが出来ません。
それなので、いつも依頼している信頼がある業者だとしても、別のエリアに出店をする際には、遅くても回収希望日の2週間前には問い合わせをするようにしましょう。
また、飲食店では生ゴミが多く排出されるので、規模にもよりますが回収頻度の柔軟さも大事です。
席数が100席以上あり、ゴミを外に集積できる収納ボックスがないのに、事業系一般廃棄物が1週間に2回しか回収できないケースがあるとします。
上記の様な場合は、ゴミをお店の中に置いておくしか方法がなく、ゴミ袋から異臭を放ったり、害虫に荒らされる可能性も増え、衛生面的に良くありません。
そのため、契約する前に排出者の希望に合った回収頻度での回収が可能かも確認しましょう。
契約のわかりやすさ&コスト
クリメンでは、無料相談、見積、契約、回収、アフターフォローまでスムーズに対応しております。
初めて飲食店をオープンされる方はもちろんですが、特に多店舗展開されている企業の方から、
「飲食店をオープンするにあたりゴミ回収業者を探すのが大変」
「店舗ごとにゴミ回収業者が違うから請求書の整理が面倒」
といった相談を多くいただきますが、ご安心を。
クリメンは事業系廃棄物の管理会社なので、その店舗ごとに最適な業者選定、請求書の一括管理などの面倒な業務を請け負うので、飲食店側は時間とコストを削減できます。
もし、飲食店をオープンされる方、現状の契約内容に疑問を感じる方など、少しでもお悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。

産業廃棄物処理の許可・実績があるか
産業廃棄物の処理を依頼したい方は、産業廃棄物の処理を依頼したい業者が、その事業所のエリアでの処理の許可・実績があるかを確認しましょう。
もし、許可がない業者に依頼してしまうと、冒頭でも触れたとおり、不法投棄とみなされ、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科される可能性もあるので注意しましょう。
事業系一般廃棄物も同様に、事業所があるエリアの回収許可を持っている業者に依頼しよう!
口コミ・評判・トラブル対応力
事業ゴミ回収の業界の口コミ・評判は、ネット上で検索しても、そもそも口コミに書かれていることが少なく、欲しい情報があまり見つからない傾向にあります。
もし、口コミ・評判を知りたい場合は、各社のホームページを見て、どのようなサービス内容なのか比較・検討をしたり、近隣の店舗にどこの回収業者を利用しているかを聞くのもいいでしょう。
また、最近では深刻なドライバー不足により、元々は営業担当だった方が、今はドライバー兼営業をしていることも少なくありません。
そのため、トラブルがあった際に、「業者に連絡をしてもなかなか連絡がつかなくて困っている」というケースが増えてきています。
特に都市部では、人の出入りが少ない時間帯を狙って深夜回収をする回収業者が多いので、飲食店の方が日中に連絡しても、回収業者がお休みに入っていて連絡がつかないケースもあります。
トラブルがあった際にも営業担当以外に、事務所窓口や公式ラインなど、連絡できる手段がいくつかあるゴミ回収業者に依頼すると、トラブルが起きた際にも安心できる一つの材料となるでしょう。
6.定期契約する必要はある?
結論、飲食店の場合、自己搬入やエリアごとの特別な条件を除き、回収業者と定期契約する必要があります。
理由としては、飲食店では食材を扱うため、産業廃棄物よりも事業系一般廃棄物のゴミの方が多く排出する傾向にあるからです。
仕込みの際に出た食材のくずや、食べ残しなどの生ゴミが入ったゴミ袋を何日も放置しておくと、やはり衛生面・環境面的にも良くないので、店舗の規模や定休日に合わせて、ゴミ回収業者との定期契約をしましょう。
クリメンでは、全国各地の信頼ができる業者と提携しています。

最初はお客様の状況や希望などをヒアリングしてから、その店舗のエリアに適した業者を選定しておりますが、オープン後の状況によって営業時間や定休日を変更する店舗もあります。
その場合には、回収日、回収時間帯などの変更も必要になる場合があると思いますが、クリメンの場合、契約したまま新しい条件や希望に適した他の業者を選定することが出来ます。
また、定期契約して頂いたお客様に限り、少しでもコスト削減できるよう、廃油を無料で回収してくれる業者を紹介しています。
更には、グリストラップ清掃・回収業者、飲食店の店舗物件に強い不動産業者、飲食店に特化した人材サービス業者など、飲食店の皆様を出来るだけサポートできるような態勢を取っています。
ゴミ回収はもちろん、飲食店に関する事ならお力になれる事もあるので、まずは気軽にクリメンまでご相談ください。

7.まとめ
この記事では、飲食店のゴミ回収業者おすすめ5選|相場や選び方を紹介しました。
初めて飲食店をオープンする方で、「オープン直前になって初めてゴミ回収業者に依頼することを知った」という問合せを多くいただきます。
私たちも以前は飲食店で勤務しており、当時は「事業ゴミ」という言葉すら知らず、退勤前に所定の場所へゴミを置いて帰るだけで、特に意識することはありませんでした。
それなので、飲食店をオープンするにあたり、初めて経験するさまざまな手続きに追われ、実際に試作やプレオープンをする前にゴミが溜まり始めてから、「ゴミはどうやって捨てればいいんだろう。」と気づくケースが多いです。
既に営業している場合でも、現行業者とのサービス内容が合わなかったり、そもそも事業所があるエリアの事業ゴミの相場を知りたい方もいます。
また、多店舗展開されている場合には、「新店舗をオープンするたびにそのエリアでの業者選定が面倒」、「請求書が業者ごとに来るから整理が大変」という方も多いと思います。
この記事を見て、できるだけスムーズでトラブルがないゴミ回収業者に依頼ができると、私たちクリメンとしてもうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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