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東京23区で事業ゴミ回収業者を選ぶなら?プロが教える依頼の手順と料金の仕組み

2025/01/22

東京23区の事業者の中には、「事業ゴミの回収を業者に依頼したいけれど、業者の選び方や依頼手順が分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

飲食店のように普段から大量のゴミが出る業態や、ゴミの排出量は少なくてもビルの指定で排出場所が決まっており、回収依頼が必須の場合など、事業者ごとにさまざまな事情があると思います。

本記事では、これまでに300社以上の廃棄物業者と取引してきた私たちの経験をもとに、東京23区内の事業ゴミ回収業者の選び方、依頼方法、料金の相場などを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

また、クリメンでは、全国の事業ゴミ回収、グリストラップの清掃・回収の手配をしています。事業ゴミのプロがご相談や無料見積など丁寧に対応しますので、以下のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

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1.事業ゴミの回収を業者に依頼するまでの基本手順

事業ゴミの回収を業者に依頼する前に、まずは業者を探すときの確認すべき点を解説します。その後に見積~契約~回収開始までの基本手順を解説していきます。

1-1.業者を探す前に確認すべき事業ゴミの種類

事業者が排出するゴミは、家庭ごみとは異なる分類方法です。きちんと分別を行わないと、廃棄物業者から分別不良と判断され、残置されてしまうので、日頃から適切な分別を心がけましょう。

事業系一般廃棄物

事業系一般廃棄物とは、主に可燃ゴミのことを指し、生ごみ、紙類、割り箸、髪の毛、枯葉(種類にもよる)などが含まれます。

事業系産業廃棄物

事業系産業廃棄物とは、事業活動に伴う廃棄物のうち、法律で定められた20種類の廃棄物を指します。よく排出されるゴミとしては、ペットボトルなどのプラスチック、缶、ビン、ゴムくず、金属くずがあります。

20種類の詳細について知りたい方は、東京都環境局のページを参考にしてみてください。

1-2.東京23区の規則に基づいた業者選定

東京23区の規則に基づいた業者選定として重要なのは、「各特別区での収集許可を持っているか」です。詳しく解説していきます。

事業系一般廃棄物のみを排出する事業者

事業系一般廃棄物のみを排出する事業者は、「依頼する廃棄物業者の排出場所エリアの一般廃棄物収集運搬業許可証の有無の確認」をしましょう。

一般廃棄物収集運搬業許可証とは、ごみを収集し、処理場へ運ぶ事業を行うために必要な許可証で、各特別区での許可が必要です。

例えば、「既存店舗が新宿区にあり、次は渋谷区に新店舗を立ち上げるので現行業者に渋谷区の新店舗の回収も依頼したい」というケースがあったとしましょう。

この場合、たとえ現行業者が新宿区の収集許可証を持っていても、渋谷区の収集許可証を持っていなかった場合は、渋谷区の収集許可証を持つ別の業者に依頼する必要がありますので注意が必要です。

産業廃棄物のみを排出する事業者

産業廃棄物のみを排出する事業者は、「依頼する廃棄物業者の東京都の産業廃棄物収集運搬業許可証の有無の確認」をしましょう。

一般・産業廃棄物の両方を排出する事業者

一般・産業廃棄物の両方を排出する事業者は、「一般・産業廃棄物の両方の収集運搬業許可証業の有無の確認」をしましょう。

一般・産業廃棄物のそれぞれの業者に依頼するのも大丈夫ですが、おすすめは「両方の許可証を持っている業者に依頼する」ことです。そうすることで、業者を探す手間も減りますし、契約~回収開始までもスムーズに動きやすいです。

1-3.見積もり依頼~契約~回収開始までの流れ

下記の図は、見積もり依頼~契約~回収開始までの流れになります。

結論、見積もり~回収開始まで、最短でも7営業日はかかるので、初回のゴミ回収希望日が決まり次第、なるべく早めに問合せすることをおすすめします。

まず最初の流れとしては、見積もり依頼を頂いた後に排出場所の確認や回収頻度などの詳細をヒアリングし、業者がどのようにルート編成するかを決めるので、見積もりを提示するのに通常2~7営業日かかります。

契約に至る場合は、契約書の作成や締結、社内での稟議確認などの手続きが発生し、その後にルート編成へ組み込まれます。そのため、契約締結後から回収開始までは、早くても3営業日が必要です。

 

2.事業ゴミの回収にかかる東京23区の料金相場と料金体系

次は東京23区での廃棄物の料金相場と料金体系の解説をしていきます。

2-1.東京23区での料金相場

東京23区での一般廃棄物の上限単価は46円/㎏と定められています。業者によっては単価が40円を下回る場合もありますが、相場としては42円前後が一般的です。

見積もり確認の際に、一般廃棄物の単価に上限がある事と、業者により単価料金が違うのを覚えておきましょう。

また産業廃棄物ですが、廃棄物の品目、量、処理方法によって大きく異なるため、上限単価がありません。参考として、オフィスや飲食店などから出るプラスチック系のゴミの場合の相場感としては130円前後の業者が多いです。

2-2.料金体系:実量制度・固定制度・袋制度

業者により料金体系が違うので、見積もりの際に確認しておきたい項目を解説します。

実量制度

実量制度とは、実際のゴミを回収した重量によって金額が変動することを指します。最近はこの実量制度を用いた料金体系を取る業者が増えてきています。

固定制度

固定制度は、ゴミの重量は関係なく毎月もしくは毎年など、一定期間決まった金額で回収してくれる料金体系のことです。しかしこの固定制度はゴミの重量の増減が激しい場合、トラブルになる可能性が高く、最近では採用例が減少してきています。

袋制度

袋制度とは、ゴミの重量問わず、一袋当たり○○円と決まっている料金体系になります。一袋当たりの値段が決まっているので便利ですが、ゴミの排出量が少ない(ゴミ袋にゴミがあまり溜まっていない状態での排出)場合だと、実量制度に比べて金額が少し高くなる傾向にあります。

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3.東京23区で信頼できる事業ゴミ回収業者を選ぶポイント

上記で解説した内容をもとに、東京23区で信頼できる事業ゴミ回収業者を選ぶポイントを解説します。

3-1.業者選定の基本:許可証の確認

1-2.東京23区の規則に基づいた業者選定のポイントでも解説しましたが、一般・産業廃棄物の収集運搬業許可証の有無を必ず確認しましょう。

もし許可証がない業者に依頼して回収された場合、排出事業者自身に責任が問われ、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方の罰則を科される可能性があるので注意しましょう。

3-2.サービス内容と対応範囲の確認

業態や営業時間、事業の規模の大きさなどによって、必要となるサービスや対応も変わります。

回収時間帯

事業系廃棄物のゴミ回収は、基本的に人の少ない深夜~早朝にかけた時間帯での回収が多いので、念のため、大体何時ぐらいに回収してくれるのかを確認しましょう。

もし朝まで営業している業態で排出場所が道路に面した場所の場合は、朝方の営業終了後でも回収してくれる業者を探し、近隣に迷惑が掛からないようにしましょう。

回収場所

回収場所が下記のリストの様なケースの場合は、作業料金が別途発生する可能性があるので、回収に支障がないかも確認しましょう。

  • エレベーターを使用しての回収(空中階)
  • 鍵を使用しての回収(店内、ゴミ庫など)
  • 道が狭く、パッカー車が入れないような場所
  • 地下階や階段を使用しての回収 など

特に道が狭く、パッカー車が入れないような場所だと、「回収自体出来ない」と断られるケースもあるので、心配な場合は複数社に問合せすることをおすすめします。

受付対応

多くの業者が深夜~早朝にかけての回収なので、日中に連絡が繋がらない業者も少なくありません。そのため、分別方法や回収漏れの際にもきちんと連絡が取れる業者に回収依頼をするのがおすすめです。

また、最近では深刻なドライバー不足により、「本来は営業担当なのにドライバーとしてゴミ回収をしているからなかなか電話に出られない」というケースも増えてきているので、ホームページやSNSからも問合せが可能な業者であれば、いつでも連絡が取れるため安心です。

4.東京23区の事業ゴミ回収ならクリメンにご相談ください

東京23区の事業ゴミの回収業者の選び方や、料金相場などについてまとめてきました。

事業を立ち上げる際にさまざまな手続きがありますが、事業ゴミの回収手続きも重要な手続きの一つです。

つい後回しになりがちですが、見積依頼~回収開始まで最短でも7日は要するので、早めの対応をおすすめします。

特に新宿区や港区などの事業所が多いエリアでの一般廃棄物の許可業者リストには400社前後の業者がいるので、自分が希望しているサービス内容の業者を探すのはとても大変な作業になります。

以下の様なお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 事業ゴミの回収を依頼したいが、どこに依頼していいか分からない。
  • そもそも事業ゴミについて詳しく分からない。
  • 東京23区の事業ゴミの料金相場が知りたい。
  • 廃棄物コストを見直したい。 など

累計ご利用企業数3000社以上を超える事業ゴミのプロのクリメンが丁寧に対応致します。

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